FXシステムトレーダー

FXをシステムで運用している個人トレーダーのテクニカルを公開しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

金融引き締め(中国)

週明け30日のオセアニア外国為替市場で円には買いが先行した。対ドルでは日本の6時35分時点で1ドル=119円21銭前後と27日のニューヨーク市場の終値(119円61銭前後)よりも40銭程度円高方向に振れている。中国人民銀行(中央銀行)が29日、預金準備率を0.50%引き上げて11.0%にすることを決めたと発表したため、今後の中国株動向への警戒感からリスク資産の持ち高整理の動きが出ている

中国人民銀行(中央銀行)は29日、預金準備率を0.50%引き上げて11.0%にすることを決めたと発表した。5月15日から実施する。預金準備率の引き上げは今年4回目で、16日に0.50%引き上げられてからわずか1カ月での追加引き締め策実施となる。19日発表された1―3月期の国内総生産(GDP)が前年同期比11.1%増と昨年10―12月期の10.4%増よりも成長ペースが加速し、不動産や株式への投資も拡大傾向を続けていることから、小刻みな引き締め策実施で景気の軟着陸を目指す狙いがあると見られている。

2月の世界同時株安は、中国発であったが、今回の金融引き締めが、世界の株式市場でどのように受け止められるか、また、中国の株式市場の反応に注目が集まる。

スポンサーサイト

実質実効レート

外国為替市場で、ある通貨が他の通貨に対してどの程度上昇または、下落をしているかを算出する合成レートのことである。通貨の価値や交易条件を経済実態に沿った形で把握できる。

たとえば、米ドルの実質実効レートは米連邦準備局が毎日公表している
注目度が高い主要通貨レートは、ユーロ圏・カナダ・日本・ユーロの比率は円よりも高いので、ドルが対円で上昇しても、対ユーロで下落すればドルの実効レートは下げの圧力が加わる。

現在はドルの実質実効レートは1ドル=79円台へと『超円高』が進んだ95年4月以来、12年ぶりに最低水準を更新した。

FRB

米連邦準備理事会(FRB)は25日、16日までのデータに基づいてまとめられた地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表。経済につい「大部分の地区で若干あるいは緩やかに拡大している」と総括した。

成長ペース鈍化を示唆している。半面、前回のように減速を指摘した地区はなかった。総じてバランスのとれた内容だったと受け止められたことから外為市場もあまり反応しなかった。

一方、ドル以外の通貨の対円相場は底堅さを保ちそうだ。円とドルが金利や景気の面で弱点を抱えているため、投資マネーの物色の矛先はユーロやオーストラリア(豪)ドルといった好景気・利上げ継続国の通貨に向かいやすい。

ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)は日本時間26日早朝、政策金利を0.25%引き上げて7.75%にすることを決めたと発表した。声明にNZドル高をけん制する趣旨の表現が盛り込まれたためNZドル買いは一時失速したが、金利面での魅力は高まった。自国での運用難に悩む日本投資家などからのNZドル需要は今後も続きそうだ。

また、日本では利上げの時期が不透明であり、利上げの実施された、あるいは、利上げの可能性がある海外との金利差に再び資金が流れそうである。

様子見模様

日本時間今晩発表の3月の米耐久財受注額と同月の米新築住宅販売数、米連邦準備理事会(FRB)が日本時間26日未明に公表する地区連銀経済報告(ベージュブック)。新築住宅販売、耐久財受注はともに前月比で増えるとの予想が多い。

ベージュブックは前回、「複数の地区で経済成長が減速した」との表現で弱めた景気判断が修正されるかがポイントだ。景気慎重論が残るようなら米金利低下を通じてドルの上値を抑えそうだ。

外貨建て投資信託の設定に絡んだ円売りが進む公算もある。また、資金の受け渡しベースでは実質的な4月の取引最終日でもある。月末の需給に相場が振り回される場面もありそうだ。

米経済指標

【指標】米4月消費者信頼感指数
【予想】105.0
【結果】104.0

【指標】米4月リッチモンド連銀製造業指数
【予想】-6
【結果】-11

【指標】米3月中古住宅販売件数
【予想】640万件
    前月比-4.3%
【結果】612万件
    前月比-8.4%

注目指標

米国では24日発表の3月の中古住宅販売件数、25日の3月の新築住宅販売件数と同月の耐久財受注額、27日発表の1―3月期の国内総生産(GDP)速報値が注目材料。25日公表の米地区連銀経済報告(ベージュブック)も5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料となるだけに市場の関心は高い。中でも1―3月期のGDP速報値には実質で前期比年率2%以下になるとの予測があり、米景気の減速感をさらに強めかねない情勢だ。

米景気テーマのドル売りの矛先はユーロや英ポンド、オーストラ(豪)ドルといった好景気・利上げ継続国の通貨に向かいやすい。運用利回りが見劣りする円の優先度は下がる。また日米の絶対金利差は依然として大きく、金利重視の国内投資家などはポートフォリオへのドル建て資産組み入れを継続しそうだ。

需給面では、大型連休が近付いたとあって国内輸出企業からの指値での為替予約(先物の円買い・ドル売り)注文や円の手当てを前倒しする動きが広がろう。一方、実質的な月末週であるうえ、6月のボーナス支給月が接近しているため外貨建て投資信託の新規設定も増え始める。連休中の海外旅行に向けた駆け込み的な外貨需要が増加するかもしれない。

今週のマーケット

外国為替市場では今週(23―27日)も円の上値の重さが意識されそうだ
対ドルでは1ドル=117―119円台のレンジに収れんする公算が大きい。日米ともに経済指標などの材料は豊富だが、金利相場の流れが変わらない限りは投資対象として円は不利なままだろう。

焦点は国内では27日発表の3月の全国消費者物価指数(CPI)と日銀が同日公表する「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)。3月の全国CPIは前年同月比0.2%程度の低下が見込まれている。

日銀の展望リポートで政策委員が示すCPI上昇率見通しは2007年度が昨年10月の0.5%から0.3%程度に下方修正されるとの予想が多い。日銀の福井俊彦総裁は展望リポート公表後の記者会見で、「物価の上昇基調は続いている」との見解を改めて示しそう。

ただ早期の利上げ実施には政治サイドなどの理解を得にくい状態だ。利上げ先行国の英国や豪州、ユーロ圏に遅れをとるとの観測が強まるようなら円売り機運が再燃することになろう

現在と過去の比較

98年9月に新興国に巨額投資を行っていた大手ヘッジファンド(LTCM)が破綻した。それをきっかけに他のヘッジファンドらも一斉に円キャリーの解消(巻き戻し)に動き始めたため、$/円は同年10月初旬に1$=111円台にまで急落する展開に見舞われてしまった。

2ヶ月で1$約36円の円高

今回の円キャリーが過去の歴史にあてはまるかどうかは判断し難いところだが、$/円に対しての円キャリーは以前ほど相関関係がないように感じる。

ただ、冒頭に述べた円/€に対しては積み上げられたポジションが円キャリー要因に偏重しているのならば、一旦、真逆の動きになった場合、想像以上のユーロ安円高を覚悟しなければならない。

※:96/4/19 1$=79円75銭。当時、ドルは主要通貨すべてに対して下げ止まらない状態になっておりルービン米財務長官(当時)がG7でドル高への政策転換を打ち出す

為替の歴史

為替の歴史をひも解けば、為替市場で円キャリートレードが活発化し始めたのは96年頃からで、その背景として、バブル崩壊により日本の低金利状態が長期化するという見方が広がったことや、米国が95年4月に為替政策をドル高政策に転換した結果(※)、G7によるドル買い協調介入が行なわれたことなどが挙げられる。

ドル高円安トレンドへ動き始め、あわせて日本の景気低迷による低金利状態が長期化するという見方が支配的だった事から、96年以降、世界中の投資家が円キャリートレードを活発化させた。その結果、98年8月までに1$=147円64銭までの円安ドル高が進行していったのである。
2年強で1$約68円の円安

しかし、98年9月に新興国に巨額投資を行っていた大手ヘッジファン(LTCM)が破綻した。それをきっかけに他のヘッジファンドらも一斉に円キャリーの解消(巻き戻し)に動き始めたため、$/円は同年10月初旬に1$=111円台にまで急落する展開に見舞われてしまった。

2ヶ月で1$約36円の円高

円キャリーの仕組み

今回の円キャリーの仕組みは、海外のヘッジファンドが金利の低い円を借り、それを投資資金として商品市場(原油や金など)に振り向け、その結果、商品市況の上昇要因を作ったと言われている。

しかし彼らは円が低金利だからということだけでこの取引を行なうわけではない。条件として日本の低金利状態が長期間続くという考えにえ将来的に円安に振れる可能性が高いという見通しが重要である。

つまり、高いリターンが期待できる投資対象と為替差益の2つの妙味を狙って、ヘッジファンドらは円キャリーに取り組んでいるのである

円キャリートレード

現在の為替レートは高金利通貨に集中的な買いが集まる傾向になっており、その中でも、ユーロに至っては独歩高に近い状態である。

ユーロは対円、対スイスフランで導入以来の高値を更新し、対ドルにおいても、一時1.3469ドルと05年3月以来、役2年ぶりの高値を更新した。

追加利上げ期待の強いユーロ圏と、低金利状態が続く日本とでは金利差の拡大が今後も継続すると思われ、円売りユーロ買いを誘発しやすい環境になっている。

確かに、経済のファンダメンタルや、最近よく話題に上がる『円キャリートレード』の影響により、円安は必然と見る向きもあるが、現在の為替変動要因が、かつてのように貿易収支が大きな影響を及ぼすものではない。

むしろ直接投資のほうが注目されるようになってきている点を注意したい。また、先物でのヘッジ等は国際収支に計上されないため、目で見える数字以上に為替の変動が複雑さを増してきているのである

単純な金利差だけで将来の為替トレンドを決めるのは今まで以上に注意が必要である。

準備中

来週から、ブログを書き込んでいきますので、よろしくお願いします

プロフィール

fx.systemtrade@gmail.com

ミスターFX

Author:ミスターFX
銀行ディーラーとして為替運用に関わり10年間月利10%を達成してきた投資テクニックを公開していきます

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
FX Systemtrader

ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

RSSフィード
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。